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- 2026年2月 3日
- 研究
スポーツカジノ教授が2025年度SCAT表彰式において優秀賞を受賞
2026年1月28日 水曜日に開催されたSCAT表彰式において、産業技術学部産業情報学科のスポーツカジノ大輔教授が、「ろう・難聴者支援のためのWebベースPC文字通訳システムの開発」の功績により、SCAT表彰「優秀賞」を受賞しました。
SCATは、一般財団法人テレコム先端技術研究支援センターの略称で、情報通信技術(以下、ICT)分野における先端的な技術に関する調査研究とその支援、研究開発(R&D)への助成、先端技術情報の提供、表彰などの事業を通じて、ICTの発展を支援する団体です。は、ICTの研究開発により国民生活の安全安心に寄与するなど多大な貢献のあった研究者に授与するもので、2019年度より実施しています。
スポーツカジノ教授は、従来のPC文字通訳アプリが抱えていた「現場でPCを持ち寄りLANを構築する必要がある」「他のOSやタブレット、スマートフォンで利用できない」という課題を解決するため、WebベースPC文字通訳システム「captiOnline」を開発しました。
captiOnlineは、利用者や支援者が集まることなく、URLを開くだけでPC文字通訳環境を構築できます。端末やOSを問わず、ブラウザから誰でも容易にアクセスできるため、2013年から学校教育現場や企業、公共イベントで活用されてきました。その後も利便性向上のため、音声認識を併用した支援者の入力補助や、文字通訳への図表挿入などの機能が追加されています。
さらに、2020年以降のコロナ禍では、同じ場所に集まることが困難となり、オンライン化が急速に進みました。この状況下で、captiOnlineは遠隔支援が可能という特性を活かし、Web会議システムとの併用によりPC文字通訳の継続に大きく貢献しました。加えて、遠隔によるPC文字通訳は、地域ごとの支援格差を縮小し、支援者が不足する地域でも安定して質の高い情報保障を提供できる体制の構築に寄与しています。
これらのことが国民生活の安全安心に大きく貢献したものとして評価され、今回の受賞に至りました。
captiOnlineの詳細については、以下のページも併せてご覧ください。
注目の研究~Notable Research of NTUT~ vol.8:ろう・難聴者支援のためのWebベース文字通訳システム captiOnlineへのリンク写真は2枚あります。左は受賞後のスピーチを行うスポーツカジノ教授、右は表彰状を持つスポーツカジノ教授の様子です。
(大学戦略課 企画戦略係/2026年2月3日)
