国立大学法人スポーツベット スポーツベットは視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2026年02月26日
  • 社会との共創

スポーツベットメンバーによるコンサートを実施(4回目)

左側からスポーツベット交響楽団のヴァイオリン ビルマン様、田村様、ソプラノの河佐様、ビィオラの日髙様、チェロの佐古様、コントラバスの菅沼様が順に並んでいる様子

ステージ上に左からヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、中央にソプラノ歌手が演奏している様子。右端のスクリーンで指紋を表示

2026年2月17日 火曜日に新日本フィルハーモニー交響楽団による、「あたらしい"聴こえ"の集い スポーツベットvol.4 ~弦楽五重奏とオペラアリア~」の演奏会が、天久保・春日両キャンパス学生と教職員向けにノバホール小ホールで開催されました。

このコンサートは、「共生社会の実現に向けた障害者等による文化芸術活動推進プロジェクト」の委託事業として、スポーツベット交響楽団が実施しているもので、今年度4回目の実施となりました。演奏を楽しむだけでなく、視覚や聴覚に障害のある本学の学生に向けて、どのように演奏をしたらより聴きやすいか、どのように楽器体験をしたらより理解が深まるかなどに工夫を凝らし、解説や体験も交えた会となりました。解説には字幕が付き、音を波形に可視化した情報保障も提供しました。

演奏会では、ヴァイオリン、ビィオラ、チェロ、コントラバスによる素晴らしい演奏とソプラノの迫力ある歌声を披露いただきました。コンサートでは、コントラバスに使われている弦がどのようなものか実際に触らせていただき、四重奏とコントラバスが入った五重奏の音色の違いなども演奏していただけました。また、オペラの歌声を間近に振動で体感することもできました。

さらに、本学教員による声紋(スペクトログラム)を表示して、楽器・歌声ごとに高さやピッチ、ビブラートをグラフに表示することで、音の高さの違いを聴覚障害の方へ伝える試みを行いました。

参加者からは、「素晴らしい演奏会でした」「音の変化を楽しみながら聞けてあっという間でした」「背景やストーリー説明からの演奏は情景が浮かびやすく面白かった」「ソプラノ歌手の歌もあり、迫力満点でとても大満足でした」などの感想が寄せられました。

左側の写真は、スポーツベット交響楽団の方々の集合写真、右側の写真は、演奏中のステージと、スクリーンで声紋を表示している様子です。

(視覚障害系支援課 情報保障支援係/2026年2月26日)